昨年の秋、30代前半の社会人サッカーを楽しんでいた彼は、突然の負傷で手術を余儀なくされました。
昨年の11月30日、リベルタの最終戦に応援に来て下さったご縁で、当日少しアドバイスさせて頂きました。
写真は、術後5ヶ月になる昨日のものです。
一見しただけで、手術跡の瘢痕組織が痛々しいです。
勿論、皮下のアキレス腱自体も、大きな硬い塊になっています。
アキレス腱断裂の場合、手術をする事は、早く復帰したい選手の願いを叶えることになりません。
切開し糸で縫えば、必ず瘢痕や癒着、痼が発生するのが人体なのです。
アキレス腱は皮下組織が薄く、容易に触診できる特別な存在です。
非観血的療法が適応な症例であることを、米田病院の故米田一平先生に学びました。
スポーツに人生をかけている人に知っておいて欲しい、アキレス腱断裂は手術し無い方が、後遺症も無く早く実戦に復帰出来る、と言うことを。
因みに彼の場合、断裂に至った疲労の蓄積の原因となる骨盤を矯正すると共に、筋肉の山内理論を用いて、下腿三頭筋の起始、停止部に振動を加え、痼の部分を柔らかくしました。
新陳代謝の営みの中で、少しずつ組織が変化して行くように、ご自身でメンテナンスを継続して頂くことが重要です。
リハビリは苦痛に耐えて行うものでは有りません。
もっと合理的に出来る筈です!
関心のある方は、どうぞご連絡ください。
2014.12.10
2015.1.14
2015.2.25
長野県大町の旅館の女将さん、その後です。
この季節は、雪降ろしや雪かき等雪との格闘に明け暮れて、毎日、足腰への負担は相当なものになるそうです。
そうした中での、2ヶ月半の経過です。
足首を圧迫しての痛みは残存していますが、熱感を伴う腫張は消失しました。
足首の背屈力を強くするよう、トレーニングが出来れば、内反足の変形も更に改善出来るでしょう。
骨盤の矯正により、身体の軸が真っ直ぐになれば、後はオートマチックに改善されて行きます。
先が楽しみですね。
毎月2回の、豊田出張施術会です。今年は、第2、第4木曜日となっております。
2月26日は、みよし市の芙蓉葵水晶屋さんの二階が会場となっております。
時間は、13時~21時を予定しております。
施術、見学ご希望の方は、予めご連絡ください。
愛知県みよし市三好町上254-3
同所にて、当日は石の会も開催しております。
TEL 090-8136-4164
宜しくお願い致します。
肉離れといえば、多くの場合、大腿部や下腿部での筋肉に発生する筋肉の部分断裂を指します。
切り傷をした時、傷口が密着していれば最も早く治ります。
断裂した筋肉も、断面が密着していれば、最短で治癒するのです。
開腹手術の傷口も縫合すれば、2週間で癒合します。
肉離れで、3~4週間以上かかってしまうのは、断裂した筋肉の断面が接していないからです。
接していれば、2週間で癒合できるのです。
筋肉の山内理論の、骨振動による筋肉の弛緩法を用いて、当該筋肉の負傷のストレスによる緊張収縮を解除する事で、断裂面を密着させて、肉離れを最短で治癒させる事が出来るのです。
また、アキレス腱断裂の手術後などの、しこりや関節の硬縮についても、骨振動による筋肉の弛緩法を用いれば、痛みや腫れを伴うこと無く容易に治癒できます。
多くの場合、関節の可動域が制限されるのは、筋肉の短縮によるものです。
スポーツ外傷でお悩みの方、ご相談下さい。
2015年2月16日(月) 16:19|カテゴリー:
院長ブログ
今日は毎月恒例となっております、豊田市での出張施術会でした。
施術中或は直後に、筋肉の緩んでいく様子が分かったり、上がらなかった腕が挙がる様になったりすることも有ります。
しかし、目指しているのは、体質の改善です。
体質は、新陳代謝の営みの中でしか変化できません。
変化の確立までには、数ヶ月が必要となります。
今日施術をさせて頂いた61歳男性の場合、腕は直ぐに挙がる様になったのですが、長年悩まされて来た両膝の痛みは施術開始から4ヶ月がすぎた頃(施術は月一回)に改善しました。
私達はどうしても、瞬時に奇跡の様なセンセーショナルな変化を求めてしまいますが、「体質の改善は 一夜にしてならず」です。
Before
After
1年前に、背骨を圧迫骨折した70代のお母さん。
背中の変形で生活も一変、家事動作や外出も制限されてしまいました。
筋肉の山内理論による施術では、筋肉の両端に軽い震動を加えるだけで、筋肉を緩めます。
骨粗鬆症や疼痛による運動制限などで、従来の施術では限界のあるケースでも施術が可能です。